苦渋の女性

モートン病や浮指とは?足裏の激痛の原因や症状、肩こりを改善する6つの対処法

2017/08/20

今回は、足裏の激痛や肩こりの原因にもなるモートン病や浮指についてご紹介します。

近年、足裏の激痛やしびれ感、肩こりに悩まされてる方が増えています。モートン病や浮指は足裏のアーチ(土踏まず)の崩れによって起こる病気です。

モートン病や浮指になると足の変形や痛み、むくみやしびれ感、肩こり腰痛などに悩まされ、更に症状が進行した場合は歩行困難になるなど、毎日の生活を苦しめられます。

また、モートン病や浮指は比較的ハイヒールを履く女性に多く、おしゃれを楽しむ妨げにもなってしまいます。

そこで、ここでは自分で出来るチェック方法や、モートン病や浮指の痛みや肩こりの症状を改善する簡単ストレッチや対策グッズをご紹介しますので、参考に自宅などで治療してみてください。

辛い足裏の痛みや肩こりの原因になるモートン病や浮指から、一刻も早く解放されましょう!

 

 


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モートン病や浮指とは?足裏の激痛の原因や症状、肩こりを改善する6つの対処法

 

➀ 浮指とは

 

浮指とは、立った時に足の指が地面についていない状態を言います。

浮指になる原因は、裸足や下駄、草履など足の指を使う生活から、靴とくにハイヒールなど足の指を使わなくなった生活の変化に起因するとされています。足の指を使わなくなったことで母子内転筋が弱るためです。

浮指の状態で歩き続けるとモートン病を発症することがあります。

 

浮指のチェック方法

 

1.足った姿勢、座った姿勢どちらでもいいので、裸足になり床に足を置きます。

2.親指を持ち上げます。この時、90度以上持ち上がった方は浮指の可能性が高いです。

 

 

② モートン病とは

 

モートン病とは、足裏のアーチ(土踏まず)の崩れにより、指の骨と骨の間で炎症が起こり、神経が圧迫され、足裏に激痛や痺しびれ間などの症状が起こる病気を言います。

 

③ モートン病の原因

 

モートン病は足裏の神経の腫れが原因で起こります。

足に合わない靴や足のつま先に負担をかけやすいハイヒールなどの靴を履き続けるなど、足裏に繰り返し衝撃を与え続けることで、足裏に炎症が起こり、神経が圧迫され、痛みや痺れなどの症状が現れます。

 

④ モートン病になりやすい人は?

 

●生まれつきの足の裏のアーチ(土踏まず)が低下している人

●足幅が窮屈な足に合ってない靴を履いてる人

●ヒールを履く人

●つま先立ちの姿勢が多い人

●アスファルトや硬い床でスポーツをする人

●老化により骨や関節が劣化している高齢の人

 

⑤ モートン病の症状

 

●足裏に神経症状である痛みが生じる

●足裏に腫れが生じる

●足裏がしびれる感じがする

●足の指先にかけての感覚が鈍くなる

●重症化すると歩行困難になる

●症状悪化により神経種ができる
(神経腫は痛みが強い良性の腫瘍)

 

⑥ 自分でできるモートン病チェック方法

 

1.まず、右足(左足)を左手(右手)で下からつかみ、ギュッと握ります。その時に、痛みや痺れがあるかチェックしてみましょう。

2.次に、足の親指から小指まで、4箇所の足の間を適度な力を入れて押します。その時に、痛みや痺れがあるかチェックしてみましょう。

 

1、2で痛みを感じるようであれば、モートン病の可能性がありますので、病院で詳しく検査することをお勧めします。

 

病院でモートン病の検査を受ける

モートン病は形成外科を受診しますが、診察・検査・治療をしていない病院もあるので、来院する前に必ず電話で確認を取りましょう。

以下の2つが主な検査になります。

●立ったままの状態でレントゲンをとる

●歩行測定する

 

 

 


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⑦ モートン病や浮指の改善・予防法

 

その1:簡単ストレッチ

足裏アーチ(土踏まず)を作るストレッチ

 

テニスボールを使ったストレッチ

テニスボールの上に足裏を置いてゴロゴロさせる。テレビを見ながらなど、時間がある時にこまめに続けましょう。

 

タオルを使ったストレッチ

タオルを床に敷いて、広げたタオルを足の指で手繰り寄せる。ポイントは足を浮かせずに行うこと。5回を1セットして、時間がある時にこまめに続けましょう。

 

 

その2:正しい靴選び

自分の足に合う靴を選びます。特に前足部分や横幅が窮屈な靴の使用は中止しましょう。前足部分を窮屈な状態にすると、中足骨の周りの神経を圧迫し、モートン病や浮指を発症または悪化させます。

また、ハイヒールたパンプスなどかかと部分が高く、つま先に負担をかけ続ける靴の使用も控えましょう。

 

その3:矯正用インソールの着用

矯正用インソールとは、骨配列のゆがみを矯正するためのインソールです。研究により、矯正用インソール着用することで、モートン病や浮指が改善されることが分かっています。

矯正用オーダーメイドインソールは整形外科や専門店にて、フルオーダーで約45000円です。一部保険適用もあります。

 

その4:最新お手軽足裏グッズ

ステップ(ペダック)

●商品特徴:土踏まずのアーチをしっかりサポート歩行時の衝撃をやわらげます。

●商品価格:1836円(税込)

→「ドイツ製ステップ(ペダック)」販売サイトへ
 

バネインソールBa2ne4

●商品特徴:骨格の歪みを矯正し、人間の持つ本来のバランスを保てるようにします。

●平均価格帯:5360円(税込)

→「バネインソールBa2ne」販売サイトへ
 

レデイースハーフ(あしまる)

●商品説明:パンプスのかかと部分に敷いて足腰を楽にする靴の中敷き(女性用)です。

●商品価格:1944円(税込)

→「アシマル レディースハーフ M」販売サイトへ
 

その5:病院で治療する

足裏の激しい痛みが継続して続いたり、動けないほどの異常が感じる場合は無理をせず病院(形成外科)に行きましょう。

ステロイド注射がモートン病を改善することが報告されています。ステロイド注射には、炎症を抑える作用と免疫抑制作用があります。

モートン病の痛みや神経腫は炎症によって起こるので、ステロイド注射は有効だと言えます。しかし、ステロイド注射には様々副作用も存在します。

以下、主なステロイド注射による副作用です。

●免疫不全
●副腎皮質機能不全
●糖尿病
●骨粗しょう症

また、ステロイド注射はモートン病を根治させる治療ではなく、痛みを一時期に取り除く対処療法になりますので、再発の可能性も極めて高いものです。

 

その6:手術する

対処療法において効果が現われず、最終手段として神経腫の切除手術を選択される場合もあります。

近年のモートン病の手術の技術は進歩しており、様々な技法も考案されて術後の経過も良好なものが多く見られます。

しかし、メスを入れる訳ですから痛みも伴いますし、神経を切除するので、場合によっては感覚を失うなどのリスクを伴います。保存療法に比べると、手術を受ける上でのリスクは多いです。主治医とじっくり相談し自分に適した治療方法を選択してください。

●手術費用:保険適用
手術費+1~2週間の入院費、3割負担で15~20万円
●入院期間:2週間以内(早い人は1泊2日)
●麻酔:全身麻酔
●術後の経過:普通に歩けるまで1ヶ月程度

 

まとめ:モートン病や浮指の6つの改善・予防法

 

いかがでしたか?「モートン病や浮指の改善・予防法」をテーマにご紹介させていただきました。

最後にもう一6つの対処法について確認してみましょう。

 

その1:簡単ストレッチ

その2:正しい靴選び

その3:矯正用インソールの着用

その4:お手軽グッズの使用

その5:ステロイド注射

その6:手術

 

モートン病や浮指なったことでストレスを感じる方も多いと思います。

ぜひ、今回ご紹介した「モートン病や浮指の改善・予防法」を実践して、辛い足裏の痛みから一刻も早く解放されてください。当記事がお役に立てれば幸いです。

 

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