中高年女性

おりもの臭いの原因は病気?気になるチーズや魚臭さ5つの改善法

2017/08/20

今回はおりもの臭いについてご紹介します。おりものがチーズや魚臭い。もしかして病気なの?周りにも臭ってるのか気になる。
こんな症状で悩んでいませんか。

おりもの臭いが気になり始めると相手に不快な思いをさせているのではないかと、自分自身とても気になり日常生活を苦しめられます。

そこで今回は、おりもの臭いの症状や原因、病気との関連性についてご説明します。さらに、おりもの臭いの改善法についてもお伝えしますので、ぜひ実践して、気になるおりもの臭いとサヨナラしましょう。

 

 


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おりもの臭いの原因は病気?気になるチーズや魚臭さ5つの改善法

 

➀ おりものとは?知っておきたい役割

 

「おりもの」とは字のごとく、性交渉以外の時に女性の膣口から下りて(おりて)くるものを意味します。内部生殖器官で発生あるいは分泌された結果として起こる、粘液や組織片などの総称を言います。

おりものの重要な役割として自浄作用があります。おりものにはデーテルライン桿菌(かんきん)という善玉菌が存在し、細菌が膣を通して体内に侵入してくるのを防いでくれます。

次に、おりものは排卵期に受精を助ける役割を持っています。排卵日が近づくと、精子が子宮に到達しやすいよう量を増やし精子を包み込むことで、卵子までの移動を手助けしてくれます。さらに、おりものは膣内をアルカリ性に保ち、受精がスムーズに行われるサポートをしています。

 

② おりものの状態の変化

 

おりものは年齢や生理周期、体調などにより量や色、臭いなどが変化します。

 

年齢による変化

おりものは女性ホルモン(エストロゲン)の影響を大きく受けています。そのため、おりものは女性ホルモンの増減に応じて増減します。妊娠可能な年齢では、おりものの量は増えますが、閉経を迎えるとガタンと量が減ります。

●初潮~10代: おりものは、初潮を迎える頃から分泌され始めます。まだ女性ホルモンの分泌も不安定なこの時期は、おりものの量の増減もよくあることです。
●20~30代:女性ホルモンの分泌がピークを迎えるこの時期は、おりものの量も増えます。女性ホルモンの分泌も安定することに伴い、おりもの周期も安定する時期です。

●30~40>代: 更年期が近づき女性ホルモンの分泌が減少するに従い、おりものの量も次第に減少していきます。

●閉経後: 閉経後2~3年経過すると女性ホルモンの分泌が激減します。それに伴い、おりものの量もガタンと減ります。

●妊娠期: おりものは、胎児をウイルスや細菌から保護するバリアーになります。そのためこの時期おりものは増えます。

 

生理周期による変化

●月経直後~卵胞期(増殖期)
生理がはじまってから、卵子を作るため卵胞が成長していくのに必要な時期。
生理直後のおりものは、経血が混ざり茶褐色の状態です。ただし量は少なく、さらっとしています。

●排卵期
卵巣から卵子が排出され、精子を受け入れる状態の時期。
この時期のおりものは、透明なゼリー状でよく伸びる状態が2~3>日続きます。受精のサポートをするため、おりものの量は最も多くなりますが臭いは強くありません。微量の血液と混ざることもありますが問題ありません。

●分泌機(黄体期前期)
排卵後から月経が始まるまでの時期であり、受精卵が子宮内に着床するための時期。
この時期のおりものは、次第に量が減っていきます。質感は粘り気があり白っぽく、下着に着いた時に黄色っぽく見えることから気になりやすい時期です。

●月経前(黄体期後期)
生理前の時期。
生理前のおりものは再び量が増え始め、臭いも次第に強くなります。粘液に少量の血液が混じることもあります。

 

体調による変化

体調によっても、おりものは変化します。細菌やウイルスなどに感染した場合は自浄作用が働き、おりものの量は多くなります。

通常は時間の経過とともに、おりものは透明→白濁→黄色に変色します。また、 甘酸っぱい臭いがする場合もありますが、強い刺激臭でなければ正常の範囲内です。

ただし、月経でもないのに出血する場合や強い刺激臭や腐敗臭がする場合は、病気の可能性がありますので、速やかに医療機関を受診することをおすすめします。

次に、おりものの臭いや状態から疑われる病気について説明します。

 

③ おりもの臭いや症状から考えられる病気

 

おりものが多少臭うのは自然のことですが、次のような場合は注意が必要です。

 

おりものや臭いに異常がある場合の病気

●膣カンジダ症:ヨーグルト状のポソポソしたおりものが多く、痒みもある

●トリコモナス膣炎:クリーム色の泡立つようなおりものがあり、強い痒みがある

●クラミジア感染症:おりものに血液が混じり、ピンク色や茶色のおりものがある

●細菌性膣炎:くすんだ黄緑色の鼻水のようなおりものがある

●卵巣嚢腫:水っぽいおりものが流れ出るくらい多くある

●子宮景観ポリープ:おりものに血液が混じり、ピンク色や茶色のおりものがある

●雑菌が増えていたり膣内に異物が入っている場合:魚の腐ったようなツンとした臭いが強い

 

 


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④ おりものがチーズや魚臭い原因

 

雑菌

陰部の毛についた雑菌が繁殖していることに一因があります。おりものには自浄作用があり、おりもの自体が臭うことはあまりありませんが、陰部が不潔になることで、チーズや魚のような不快な臭いが発生する原因となります。

 

ストレスや体調不良

ストレスや体調不良による女性ホルモンの乱れに一因があります。女性ホルモンが乱れると、膣の自浄作用に役立つデーデルライン桿菌が減少し、膣内に菌が繁殖することで、チーズや魚のような不快な臭いが発生する原因となります。

 

抗生物質の服用

抗生物質を含む風邪薬などを服用することに一因があります。抗生物質には病原菌を抑える効能がある一方で、膣の自浄作用に役立つデーデルライン桿菌も殺菌されてしまい、雑菌が繁殖しやすくなることで、チーズや魚のような不快な臭いが発生する原因となります。

 

洗いすぎ

臭いを気にして洗いすぎることに一因があります。清潔にしようとするあまり、ビデを頻繁に使用したり、香りの強いボディーソープや石鹸で洗いすぎると、おりものの自浄作用を妨げることで、チーズや魚のような不快な臭いが発生する原因となります。

 

⑤ おりもの臭いの改善法

 

おりものの主な臭いの原因は繁殖した雑菌です。本来であれば、おりものには雑菌を増やさないようにする自浄作用があります。

しかし、上記で説明しましたことが原因で、自浄作用の低下や雑菌により、おりものが臭くなることが分かりました。

では、その原因を改善のために役立たせるとして、どのようなことが出来るのかを見ていきましょう。

 

その1:下着は清潔に保つ

下着は雑菌が繁殖しやすいため、通気性のよいものを選びます。陰部を衛生的に保つために、毎日清潔な下着と取り替えます。
同様に、生理用品やおりもの用のシートも小まめに取り替えるよう心がけてください。

 

その2:免疫力を高める

栄養バランスのよい食事・充分な睡眠・適度な運動を心がけ、日常的に精神的・身体的なストレスをためないようにする。

 

その3:過剰に洗いすぎない

刺激の少ないデリケートゾーン専用の石鹸などを使用し、洗いすぎを控えます。また、トイレの度に頻繁にビデを使用しないようにします。

 

その4:専門家に委ねる

おりもの臭いの自覚はあったとしても、どのような対処をしたらいいのか分からない場合もあります。臭いが慢性的に継続しているのなら尚更です。

自己判断せずに医療機関での診断を仰ぎましょう。

場合によっては病気のサインである可能性があります。長引くようであれば、婦人科など専門家へ相談してください。

 

その5:善玉菌を増やす

乳酸菌という善玉菌には、膣内の自浄作用を高める働きがあります。

乳酸菌が多く含まれる食べ物として、ヨーグルトやチーズが有名ですが、日本食材である味噌や醤油、漬物にも強い植物性の乳酸菌が含まれています。

 

まとめ:「おりもの臭い5つの改善法」

 

いかがでしたか?「おりもの臭い」をテーマにご紹介させていただきました。

最後にもう一度5つの改善法について確認してみましょう。

 

その1: 下着は清潔に保つ

その2: 免疫力を高める

その3: 過剰に洗いすぎない

その4: 専門家に委ねる

その5: 善玉菌を増やす

 

おりもの臭いには様々な原因が隠されていましたね。
そして、その改善法も様々ありますので、ぜひご自身にあった改善策を実践してください。

また、おりもの臭いは体調の変化に大きく関係し、健康のバロメーターの1つでもあります。体のサインを見逃さないように、普段から心がけてみてください。

 


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