スマホ老眼の症状!頭痛や肩こりなど7段階の症状とチェック方法
今回はスマホ老眼の症状についてご紹介します。
近年、スマホの普及により、「手元の文字が見えづらい」などスマホ老眼の症状を訴える若年齢層が増えてきています。
スマホ老眼は放っておくと、ひどい頭痛や腰痛に悩まされたり、冷え性となることもあります。
単に見えづらいだけの症状ではおさまらず、体の様々な部分に影響することがわかってきています。スマホ老眼は、もはや現代病と呼ばれるようになりました。
そこで今回は、「スマホ老眼の症状」やチェック方法などについてお伝えてしていきます。
スマホ老眼は一時的な症状なので、発症しても生活習慣を見直すことで改善が可能ですが、症状を繰り返すことで重症化したり、怖い病気になる可能性もあります。
ぜひ以下のチェックシートを参考にしていただき、早めの対処をしてください。
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スマホ老眼の症状!頭痛や肩こりなど7段階の症状とチェック方法
① スマホ老眼とはどういう状態?
スマホ老眼とは、スマホが原因で起こる、ピント調整能力の低下を言います。
スマホ老眼になると、ピントの調整能力が低下して遠くのものだけでなく、近くのものも見えづらくなります。
② スマホ老眼の原因
スマホ老眼の原因は、スマホを至近距離で長時間にわたり見続ける事で、毛様体筋が緊張で凝り固まり、目のピント調整能力が低下するためと考えられています。
③ スマホ老眼7段階の症状
【眼の症状】
その1:見えにくくなる
これまで見えていた小さな文字が見えにくく、文字を読むのが辛く感じるようになります。また、暗い所で特に見えにくくなります。
その2:焦点が合いにくい
遠くから近くへ、あるいは近くから遠くへ視線を動かすと、ピントがすぐに合わせられなくなります。
スマホや新聞を見るときに無意識に腕を伸ばしてピント調整を行うのはスマホ老眼のサインです。
その3:目が疲れる
細かい文字が見えづらくなるため、必要以上に目が疲れます。
【眼以外の症状】
その4:頭痛や吐き気、めまい
スマホによる目の筋肉への過剰な負担が自律神経のバランスを乱し、頭痛や吐き気、めまいなどの症状を引き起こします。
その5:肩こりや腰痛
目の疲労によって肩こりや腰痛が起こる場合もあります。
また、スマホ利用時の使い方や姿勢の悪さが慢性的な肩こりや腰痛を引き起こす可能性があります。
その6:うつ病や睡眠障害
慢性的な頭痛や肩こりは精神的にも負担がかかり、うつ病や睡眠障害を引き起こす可能性があります。
その7:緑内障や網膜剥離
スマホ老眼になっている方は緑内障や網膜剥離といった目の病気にかかりやすいというデータがあります。
④ スマホ老眼と疲れ目の違い
スマホ老眼と疲れ目との違いは、文字を見た時の見え方の違いが一つの判断基準になります。
新聞や商品説明など小さな文字を顔から30cmの距離で読みます。
この時、一瞬ぼやけるものの、少しずつ焦点があってくるのは、一過性の疲れ目の可能性が高いです。
一方で、ずっと見てても焦点が合わない場合はスマホ老眼になっている可能性が高いです。
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⑤ スマホ老眼のチェック方法
それでは、スマホ老眼の具体的なチェック方法をご紹介します。
当てはまる項目をチェックしてみてください。
【眼の異常】
□目が赤く充血している
□目の奥が痛む
□目が乾いている
□目がショボショボする
□瞼がピクピク痙攣する時がある
【見えにくくなる】
□ 遠くは見えるが、近くの文字が見えにくい
□暗くなる時間帯や暗い場所で見えにくい
□ 駅の時刻表や路線図が見えにくい
□目がかすんでスマホの文字が見えにくくなった
【焦点が合いにくい】
□ スマホを見ていて、遠くを見ると遠くがぼやける
□片目を閉じるた時、開けている目がかすむ
□スマホから目を離すと視界がぼやけるようになった
□暗い所ではスマホの画面がぼやけるようになった
【目が疲れる】
□照明を眩しく感じるようになった
□夕方になると、目がずっしり重く感じる
□寝ても目の疲れがとれにくい
□最近視力が落ちた
他にも以下のことが当てはまる場合はスマホ老眼の可能性が高いです
【スマホを使用する環境】
□ スマホやパソコンを1日5時間以上使用する
□スマホを使用するときの距離が近い(30cm以内)
□電車の中や暗い場所でスマホを使用する
□夜寝る前にスマホを使用する
【眼以外の体の不調】
□頭が痛い、重く感じる
□首筋や肩がこる
□腕や指先に痛みやしびれを感じる
□お尻や腰がはっている感じがする
□天井を見上げると頭から首にかけて痛みや違和感がある
結果
0個:現時点では安心です。
1~3個:スマホ老眼予備軍です。
4個以上:スマホ老眼の疑いがあります。
チェック項目が多いほどスマホ老眼が進行しているといえます。該当する方は一刻も早く改善対策をはじめることをおすすめします。
まとめ:「スマホ老眼7段階の症状」
いかがでしたか?「スマホ老眼の症状」をテーマにご紹介させていただきました。
最後にもう一度7段階の症状について確認してみましょう。
その1:見えにくくなる
その2:焦点が合いにくい
その3:目が疲れる
その4:頭痛や吐き気、めまい
その5:肩こりや腰痛
その6:うつ病や睡眠障害
その7:緑内障や網膜剥離
スマホ老眼はそのままにしておくと健康を害し、重症化したり怖い病気になる可能性もあることが分かりました。
さらに、眼の不調を感じていると気分も晴れず、日常生活にも支障をきたします。
原因となっている「目の負担」と「目の筋肉疲労」を改善することでスマホ老眼は治す事ができます。
スマホ老眼で悩んでいる人、もしかしたら自分はそうかもしれないと思っている方は、ぜひ紹介しました方法を実践してみてください。
また、スマホ老眼の予防としてスマホを正しい姿勢で正しく使うことも重要です。
【スマホ老眼の具体的な治し方と予防法】
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